アフタースクール (角川文庫)

毎週月曜日は、午前中は川崎市にある大学、午後からは豊島区にある大学へと移動とお話の連続のため、15時位は既に疲労困憊状態。毎週、ほぼヘトヘトでトボトボと自宅まで辿り着くことで精一杯。本日は、エイやーっと新宿で途中下車し、内田けんじ監督の『アフタースクール』を鑑賞。平日午後の割には混んでおり、流石大泉洋、人気があるのだなあと実感。
観客の憶測により導き出される物語を、カラカラと転換していくストーリー構成は痛快。田畑智子がもつ、相反する雰囲気を上手く役柄に落とし込み、構成のカラクリを楽しませてくれる。映画途中、「歌舞伎町シネシティ」*1を疾走する映像が流れるが、その映像が正に映画館の正面であり、そのまま、後ろの扉から飛び出してくるではないかというドキドキする錯覚に陥いることができるのは、新宿ならでは一興。