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今年度の非常勤最終日．東京は1月なのに暖かい日．重たいコートを自宅に置き，ジャケットとマフラーで終日過ごす．
午前中は，昨年末に最終回を終えた川崎市にある大学へ，評価関連資料の提出のために訪問．窓口が開かれる前に訪問させて頂き，8時30分には手続終了．その後，大学から最寄駅までバスに乗車し，その後，新宿まで移動．久しぶりの通勤時間帯の満員電車の搭乗となり，やや閉口気味．
新宿では，「新宿バルト9」にて，スティーヴン・ソダーバーグ監督の「チェ　28歳の革命」を見る．理想に生きる革命家チェ・ゲバラを演じるベニチオ・デル・トロの眼差しが何れも良いが，意外にも，デミアン・ビチルが演じるフィデル・カストロがもつ政治的センスの描き方も良い．1月31日公開の「CHEチェ 39歳 別れの手紙」も見に行こう．

• 「CHEチェ 28歳の革命」

映画の後は，近くのジュンク堂にて，下記の図書を購入．2008年5月8日付の本備忘録でも取り上げた研究書の翻訳．2008年に刊行された原書が，既に翻訳されていることに驚きつつも，杉並区にある女子大学への移動中に講読開始．原本を拝読した折にも思いましたが，38-49頁の「行政機関を政治化する数々のテクニック」（38頁）については，制御と機構を考える上で頭が整理される．なお，奥付の日付（2009年1月20日付）がおしゃれ．

大統領任命の政治学―政治任用の実態と行政への影響

午後からは杉並区にある女子大学で講義の最終回．下名の講義では，基本的にはレポートによる評価方式を採用．そのため，最終回はレポートの受け取り日と位置づけて，学生さん達にそれぞれ執筆頂いたレポート内容をご報告を頂き，下名より，それぞれの報告にコメントをすることが基本的な講義のおわり方．何れも充実したレポートで，こちらがむしろ大変勉強になる機会となる．
講義終了後，吉祥寺駅からの帰宅前に，遅すぎるお昼御飯とやや早い夕食を兼ねて「天下寿司 吉祥寺店」にてお寿司を楽しむ（お寿司は回っていますが，注文ばかりしてしまいます）．暗くなると，流石に寒くなり，帰宅．