「政治主導」の教訓: 政権交代は何をもたらしたのか

「政治主導」の教訓: 政権交代は何をもたらしたのか

木寺元先生,砂原庸介先生,高橋洋先生,手塚洋輔先生,山本健太郎先生より,ご恵与賜りました.ありがとうございました.
山本健太郎先生は「第2章 政権交代と人事 ネクストキャビネットという試み」,砂原庸介先生は「第3章 政権交代と利益誘導政治」,木寺元先生は「第8章 「脱官僚依存」と「内閣一元化」の隘路 「前の調整」・「後ろの調整」・「横の調整」」,手塚洋輔先生は「第10章 事業仕分けの検証 「予算編成」としての限界と「行政改革」としての可能性」,高橋洋先生は「第12章 大企業から見た政治主導 政権交代による政策渉外の変容」を御寄稿されております.
政権交代をとおして目指したもの」(315頁)とは何か,そして,2年を経過したなかで「現実はどうだったのか」(316頁)というテーマの下で,クリアーカットに分析された各御高論を拝読させて頂くと,統治というものは,変化よりも不変であること,又は回帰する性向にあるものかとも感じることができました.下名もまた,この2年半を改めて考えてみたいと思いました.
心より御礼を申し上げます.誠にありがとうございました.