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地方分権改革の政治学 --制度・アイディア・官僚制

木寺元先生より，ご恵与賜りました．ありがとうございました．
「制度は粘着的である．それでも制度は変化する」（183頁）という制度がもつ謎を，鋭利に分析された内容と拝察しました．下名個人的には，地方制度（改革）は，制度改革のなかでも，アイディアが先行しがちな分野なのではないかなあ，と経験的に感じることも多々あり，本書を通じて，その理解の妥当性を確認させていただくことが，大変楽しみです．
先月に有斐閣のサイトを見て，「待望の書，いよよ．よしよし」と思い，まだ，未読ながらも，来年度の学部演習での課題文献の一冊に掲載し，シラバスを提出しておりました．学生さんとも一緒に「アイディアの政治」の切れ味を楽しみたいと思います．
心より御礼を申し上げます．誠にありがとうございました．