県と企業が共同で運営する保育所コバトン保育園」の内覧会が29日、県庁職員会館(さいたま市浦和区)で開かれた。子育て中の女性が職場復帰するのに役立つ企業内保育所を、複数の企業で共同運営するモデルとして4月にオープンする。
 上田清司知事が3期目の公約に掲げた「ウーマノミクスプロジェクト」の一環。子育て中の女性が職場復帰しやすくなるための環境整備で、見学した上田知事は「モデルとして定着すれば、中小零細企業が合同で企業内保育所を作り、お母さんたちにとってもキャリアが途絶えないのではないか」と話した。同園は広さ約100平方メートル、園児の定員15人(県職員枠3人、企業枠12人)。土日を除き、午前8時から午後7時まで預かり、保育園運営のノウハウをもつ「ニチイ学館」(東京都千代田区)が運営する。県が建設費を負担、運営費として企業が子ども1人当たり約7万円を負担する方式で、県は運営に参加する企業を募集している。【西田真季子】

本記事では,埼玉県庁において設置される「事業所内保育所」の内覧会を紹介.
2012年2月8日付の本備忘録で記録した,同県の県庁舎内で保育所設置.場所は,「埼玉県庁」の「職員会館1階」「約100平方メートル.定員は「15人」.利用時間は「月曜日〜金曜日」の「午前8時〜午後7時」.同保育所の運営主体は,9法人からの「公募型プロポーザル方式」*1に基づき選考.「運営費の負担」を「保育事業者に支払う委託料」は「利用児童1人月額110,250円」となり,これを「企業等と保護者で分担」する.具体的な「負担額(基準額)」は,「企業等」側が「1人月額68,250円」,「保護者」が「1人月額42,000円」となる.
子育て支援と両立支援が重なり合う部分の家族政策」*2としても整理ができそうな同取組.今後は,企業説明会を開催予定*3.共同運営する企業の募集状況は,要確認.