県が本年度から県庁内に設置している「障がい者就労支援オフィス」で1日、開所式があり、古田肇知事が同オフィスの愛称「かがやきオフィスぎふ」を発表、スタッフの知的障害者に名札を贈って励ました。
 同オフィスは県庁人事課の一角(約40平方メートル)に設置。企業などへの就職を志す障害者を県が最長3年間、アルバイトで雇用して働く場を提供。勤務は週5日間(各日6時間)で、県庁各課から頼まれた事務に従事しながら、社会人としてのマナーやスキルを身に付けてもらう。開所式で古田知事は「経験やノウハウを市町村などに情報提供し、意義を広く伝えたい。障害者就労支援施策の充実にもつなげたい」とあいさつ、第1弾として4月から雇っている18〜23歳の男性3人の首に名札を掛け、入り口に愛称の看板も取り付けた。指導役のオフィスリーダーを務める前岐阜本巣特別支援学校長都竹輝昌さん(60)は「コミュニケーション力や正確に指示をこなすための工夫など、働き続けられる力の習得を支援していきたい」と語った。

本記事では,岐阜県における「障がい者就労支援オフィス」の開所を紹介.同オフィスの開所に関しては,同県HPを参照*1
同「県庁5階人事課内」に設置された同オフィス.開設の目的は「障がい者の就労及び就労支援の場を確保」することにより「障がい者の就職の可能性を拡大し」「就職率の向上を図る」ことにある,という.「雇用者数」は「3名」.「いずれも知的障がい者」ともあり,「就労率の特に低い」*2ためだろうか.「雇用期間」は「最長3年」.「勤務時間」は「週30時間」となり「1日6時間」の「週5日勤務」が想定されている.「業務内容」は「文書集配・整理,封入作業等」といった「事務補助」*3を行なう.本記事では「第1弾」とも紹介.今後,採用の拡大状況は,要確認.