逗子市の平井竜一市長は26日の定例会見で、音楽禁止や海の家の営業時間短縮などの規制を盛り込んだ条例・規則により運営している逗子海水浴場について「ファミリービーチを復活させることができた」と自負した。
 同市長は規制について「大きなトラブルもなく、市内外から『よくやってくれた』といった評価の声が寄せられている」と紹介。4月以降、市に寄せられた意見196件のうち、7割弱に当たる130件は、賛成やもっと厳しい規制を求める内容だったとした。25日までの来場者数は約19万2300人で、約39万800人だった前年同期に比べ半減。一昨年の約71万9千人からさらに減らしており、同市長は「音楽イベントが行われるようになる前に戻った」と推測。その上で、「若い人も楽しめる対策を市民と検討したい」と述べた。
 今後の規制のあり方をめぐっては、「論点は音楽の是非と海の家の営業時間」との見解を示した一方で、市民らでつくる検討会が議論を続けていることから、「検討会や市民意見交換会などの場を通して検討していく」と明言を避けた。逗子海水浴場の開設期間は31日まで。

本記事では,逗子市における「 安全で快適な逗子海水浴場の確保に関する条例」*1の実施状況を紹介.
2014年6月26日付の本備忘録にて記録した同市の同条例.2014年は「6月27日」から「8月31日」までが「適用期間」*2となるなか,本記事では「25日までの来場者数は約19万2300人」と「約39万800人」の「前年同期に比べ半減」し,「一昨年の約71万9千人からさらに減らし」たことを紹介.一方で,「4月以降」に同「市に寄せられた意見」が「196件」あるなかで,「7割弱に当たる130件」は「賛成やもっと厳しい規制を求める内容」でもあった,という.
訪問者数が減少する一方で,利用に関する「困難に対処せざるを得ない」*3現状が窺えそうな同条例等に基づく規制.適用期間終了後の最終的な利用状況は,要確認.