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市民を雇わない国家: 日本が公務員の少ない国へと至った道

前田健太郎先生より，ご恵与賜りました．ありがとうございました．
国レベルでの多岐，そして新規の行政課題を処理するなかでの厳格な総定員管理制度の運用に関してお話を伺うと，そもそもなぜこのような厳格な定員管理が整備されたのか，さらには，なぜそもそも少ない国家公務員数なのか，と最近疑問を感じておりました．「そもそも公務員数を低い水準に抑えるという政策判断を政府が行った理由を明らかにしなければらない」（8頁）との問いは，前田先生の御著書は，当方にとってまさに要を得た読書体験となりそうです．公務員制度からの関心のみならず，政治経済の研究として，広くそして長く参照され続ける一冊と存じました．下名もまた，大切に拝読させていただきます．
心より御礼を申し上げます．誠にありがとうございました．