福井県の西川一誠知事は14日の記者会見で、県外や海外からの誘客強化に取り組む観光営業部の企画幹(部次長級)に日本航空の安本幸博旭川支店長(55)を起用すると発表した。日航との人事交流で、19日付。
日航が自治体との人事交流に取り組むのは初めてという。ライバルとなる北陸新幹線が3月に長野―金沢で延伸開業しており、福井県に近い小松空港(石川県)路線の強化を図るのが狙い。観光振興を図りたい福井県と思惑が一致し、実現した。企画幹は新設ポスト。安本氏の任期は2年で、新たにつくった広域誘客課の課長も兼ねる。
本記事では,福井県における人事交流の取組を紹介.
本記事によると,同県では,同社との人事交流を行い,同県の観光営業部に,「従来の部次長を改めた職」*1であり,「上司の命を受け,部長を補佐するとともに,所管に係る事務を掌理し,所属の職員を指揮監督」が職務となる「企画幹」*2を設置し,同職に配置する方針.現在,同部には,2名の「企画幹」*3が配置されており,同職は新設となる「広域誘客課の課長」を兼務する「新設ポスト」となる模様.同職及び同課の分掌は,公表後,要確認.