十月に開設する都庁内保育所について、都は二十八日、公募していた利用企業が決定したと発表した。いずれも都庁のある西新宿周辺に本社がある六社で、このうち年間利用が保証される「枠利用」はアフラックと日本ロレアルの二社に決まった。
都庁内保育所は待機児童解消に向けた取り組みの一つで、入所定員はゼロ歳児十二人、一歳児十八人、二歳児十八人の計四十八人。うち半分の二十四人は地域枠として、八月ごろ新宿区民から募集し、残り半分は従業員枠として都職員と利用企業から募集する。
従業員枠で枠利用が決まった二社は、ゼロ歳児一人ずつの枠を確保したことになる。他の四社は小田急電鉄、伊藤園、テルモ、ミサワホームで、枠が空いていれば月単位で利用することができる仕組み。
都庁内保育所の運営事業者は、社会福祉法人「尚徳福祉会」(鳥取県米子市)が公募で選ばれている。
本記事では,東京都における「事業所内保育所」の取組を紹介.
2014年7月14日付,同年9月16日付,2015年4月2日付の各本備忘録でも記録した同取組.2016年10月に「都議会議事堂1階」*1に開設予定とされる同保育所に関して,本記事では「利用企業」を紹介.「入所定員」は「48名」の同保育所では,「従業員枠」として,「利用企業(公募)」と「都職員」が「各2分の1の配分」となる「24名」が「想定」*2されている.「利用企業」は「6社」であり,「「年間利用を保障する枠」である「枠利用(専用)」は「2社」と「1名分の利用枠を購入した企業」が「自社の利用がない期間を他社に融通する」よう,「未活用枠を月単位で利用する枠」である「実績利用(共同利用)」は「4社」*3とされている.
地域に利用が「開く」*4枠となる,「地域枠」の応募状況は,要観察.