舛添要一前知事の辞職に伴う東京都知事選が14日、告示される。投開票は31日。都知事が2代続けて「政治とカネ」をめぐる問題で任期途中で辞職したことに加え、舛添氏が高額な海外出張費や公用車の私的利用で厳しい批判を浴びたことから、知事としての資質や都政の透明化が主な争点となる見通しだ。
 2020年東京五輪パラリンピックの開催費負担や、待機児童解消をはじめとする社会保障政策、首都直下地震に備えた防災対策をめぐっても、活発な論戦が予想される。
 立候補を予定しているのは、自民党小池百合子元防衛相(64)、前岩手県知事の増田寛也総務相(64)=自民、公明、こころ推薦=、元キャスターでジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、生活推薦=ら。
 与党陣営は自公両党が推薦する増田氏と、自民党都連への対決姿勢を打ち出す小池氏がぶつかる17年ぶりの「保守分裂選挙」に突入。社民を含む野党4党は、鳥越氏を統一候補として全面支援する。

本記事では,東京都における知事選挙の告示を紹介.
2016年「7月14日(木)」が「告示日」,同年「7月31日(日)午前7時〜午後8時」が「投票日」*1となる同職選挙.同投票日には,「新宿区選挙区,台東区選挙区,大田区選挙区,渋谷区選挙区」の「各1人」となる「東京都議会議員補欠選挙*2も実施.いずれも「平成10年」の「8月1日以前に生まれた」「日本国民で選挙人名簿に登録されている方」が「投票できる」*3 *4.これにより,先の参議院選挙には含まれなかった,7月12日以降8月1日の間に生まれの者も含めた「政治参加の場」*5が広がることとなる.投票結果は,要観察.

*1:東京都HP(各局のページ東京都選挙管理委員会この東京を決める選挙。東京都知事選挙)「東京都知事選挙の概要

*2:東京都HP(各局のページ東京都選挙管理委員会この東京を決める選挙。東京都知事選挙)「東京都議会議員補欠選挙の概要

*3:前掲注1・東京都(東京都知事選挙の概要)

*4:前掲注2・東京都(東京都議会議員補欠選挙の概要)

*5:新藤宗幸『「主権者教育」を問う』(岩波書店,2016年)5頁

「主権者教育」を問う (岩波ブックレット)

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