東京都は17日、多摩・島しょの市町村の財源を補うために配分している「市町村総合交付金」の市町村別の交付額を公表した。これまでも各市町村の決算などをみれば把握できたが、都が個別に公表していなかった。小池百合子知事が進める都政の透明化の取り組みの一環。
 同日公表した2016年度分の交付額(総額500億円)の内訳によると、八王子市が37億4300万円、町田市は29億4000万円、西東京市は19億1100万円などとなっている。内訳は都のホームページにも掲載した。年度内に各市町村に交付する予定。
 17年度予算案でも都は総額500億円を計上している。今後も交付額が決まる年度末の内訳公表を続ける方針。
 同交付金は都が市町村の財政規模や経営努力などを基に配分を決めている。ただ決定過程がわかりにくいといった指摘が出ていた。知事は予算編成の透明化を掲げ、2月には市町村長から公開の場で直接要望を聞く機会を設けるなどしてきた。

本記事では,東京都における「市町村総合交付金」の取組を紹介.
2017年3月17日に公表された同交付金の「交付額」*12017年2月13日付の本備忘録した市町村長と都と意見交換の取組に続き,総額「50,000,000」千円のうち,「市町村別の交付額」も「公表」*2.市では本記事で紹介されている通り,八王子市が「3,743,639」千円で最多,他方,「844,650」*3千円で武蔵野市が最小額となる.「市町村の補完」*4として交付される同交付金.算定基準等は要確認.