名古屋市議会経済水道委員会は22日、名古屋城天守閣の木造復元に向けた約10億円の補正予算案を賛成多数で可決した。適正な収支計画の策定を条件とする付帯決議も併せて採択した。23日の本会議で成立の見通し。文化庁によると、コンクリートで戦後に再建された天守閣の木造による建て直しは全国初。
 木造による天守閣再建は河村たかし市長の目玉施策で、総工費約500億円の大型事業が本格始動する。現行計画では2017年11月から天守閣への入場を禁止。文化庁の許可を得た上で19年3月に取り壊しを始め、22年12月の完成を目指す。

本記事では,名古屋市における補正予算の審議状況を紹介.
2016年度「2月補正予算」において「観光文化 交流費」のうち「745,517」千円が計上された「名古屋城名古屋城本丸御殿の復元工事」*1事業.本記事によると,20173月22日に開催された同市会「経済水道委員会」*2において「可決」された模様.同予算成立後の,現在の「コンクリート造の天守*3から木造による復元過程は,要観察.