東京都渋谷区はITベンチャーのプロパー(東京・目黒)と地域限定型交流サイト(SNS)の活用に関する協定を結んだ。プロパーが運営するSNS「マチマチ」を使い、区の情報を発信したり、住民向けアンケートを実施したりする。近所の住民同士や住民と行政をつなぐ手段として活用し、地域コミュニティーを活性化させる。
協定の柱は「情報発信の効率化」「住民参加の促進」「防犯・防災の強化」の3つ。マチマチは利用者が地域を設定することで、病院や保育所、店舗や習い事など近所の口コミ情報を得られるのが特徴だ。渋谷区はマチマチで区の情報を発信したり、区民向けにアンケートを実施したりする。
プロパーの六人部生馬・最高経営責任者(CEO)は「地域のあらゆるものを(SNS上で)可視化し、誰もがアクセスできるようにする。困っている人同士が助け合える」と強調。渋谷区の長谷部健区長は「この街のコミュニティーを活性化させるものになれば」と期待を示した。
本記事では,渋谷区における協定締結の取組を紹介.
同区では,「近隣住人同士や」「住民と行政をつなぐコミュニケーションツールとして」同「区内でも活用」することを目的に,「地域限定型SNS」となる同社との間で「協定」を「締結」*1.同協定に基づき,「町会デジタル掲示板」「区民への意識調査などの区政情報を発信」することが「予定」*2されている.「公-民協定(縦型協定)」*3となる同協定.民民間での交流も含めた,同協定に基づく事業の実施状況は,要観察.