新潟市中央区役所が14日、市役所本館から古町地区の複合ビルNEXT21に移転オープンした。同市の施設としては初めて「総合窓口」を設置し、生活関連の手続きを一つの窓口で受け付けるワンストップサービスを始めた。市は古町地区に行政機能の移転を進めており、職員や来庁者の増加による中心市街地活性化も期待される。
 中央区役所はNEXT21の2〜5階に移転し、職員約340人が働く。
 開庁式には地元や商店街関係者ら約50人が出席。篠田昭市長が「移転がまちなか活性化の大きな一歩となり、お年寄りも楽しめ、3世代が集えるのは古町と言ってもらえるよう頑張りたい」とあいさつした。地元商店街の歓迎ビデオや東京学館新潟高書道部による作品を披露。関係者がテープカットし、業務を始めた。
 新潟中心商店街協同組合の松崎利春理事長は「古町を訪れることが少なくなっている人にも、移転を機に街を見てもらいたい。商店街としてもこれをスタートとして、一生懸命取り組んでいく」と話した。
 中央区によると、総合窓口にはこの日、約360人が訪れたが、大きな混乱はなかったという。区役所が移転した市役所本館では臨時の証明書発行コーナーが設置され、移転を知らずに訪れた人が手続きをしたり、職員が移転先を案内したりする様子も見られた。

本記事では,新潟市における区役所移転の取組を紹介.
同市では,同市の中央区役所の移転先として,同複合ビルの建物部分では「2階から5階」の「7,311.03m²」を「専有部分」と「区分所有者の共有に属する」「アトリウム, ホール,階段室,廊下等」「8,759.36 m²」,そして,「土地」の「1,210.30 m²」を「13億5,000万円(消費税約8,231万円を含む)」で「取得」*1.本記事では,2017年「8月14日」から「新庁舎」において「業務開始」*2されたことを紹介.市役所等の「公共施設の老朽化問題」*3と「まちなかの活性化」*4に伴う同区役所の移転.移転後の利用状況は,要観察.