福岡市は26日、児童生徒のダンス教育の充実を図ろうと、人気グループ「EXILE(エグザイル)」が所属する芸能事務所グループとダンス教育に関する協力協定を結んだ。ダンスは中学で必修化され、小学では表現運動として取り入れられており、エグザイルメンバーのUSAさん(41)が、小中学校の教員向けにダンスレッスンなどを実施する。
 協定を結んだのは芸能事務所「LDH JAPAN」(東京)の子会社でダンスの普及などに取り組む「dance earth」。LDHグループの自治体との協定締結は初めてという。
 昨夏に「dance earth」の社長も務めるUSAさんが、市内の教員向けに特別レッスンをしたのがきっかけ。新年度もUSAさんが同様のレッスンを1回開く。他にも、プロのダンサーを教員や児童生徒のレッスンに派遣したり、両者でダンス教育の教材を作ったりすることなども検討するという。
 市役所であった協定締結式にはUSAさんや高島宗一郎市長が出席。USAさんは「ダンスは心にも体にもいい。教育現場でダンスを楽しめるように協力したい」と話した。

本記事では、福岡市における協定締結に関する取組を紹介。
現在、7社との間で「包括連携協定」を「締結」*1する同市。本記事によると同社と間で「ダンス教育に関する協力協定」を締結された模様。同協定により「民間のより主体的な参画」*2となる同取組。協定内容は、公表後、要確認。

*1:福岡市HP(市政全般主なプロジェクト)「企業等との包括連携協定

*2:碓井光明『行政契約精義』(信山社、2011年)263頁

行政契約精義

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