路上喫煙やたばこの吸い殻のポイ捨て防止の条例を制定している千葉市我孫子市など県内十七市は、マナー向上を訴える合同キャンペーンを十五日から始めた。駅でリーフレットを配布するなどし、条例を守るよう協力を呼び掛ける。キャンペーンは三十一日まで。
 十五日朝は、千葉市中央区のJR千葉駅東口で、清掃活動に取り組むアイドルや市民団体の会員ら十五人が、通勤客らに「吸わない 捨てない ちばのルール」と記された花の種袋などを配った。
 キャンペーンは路上喫煙防止の条例などを定める市でつくる連絡会が二〇一三年から実施している。千葉市は一一年に路上喫煙等・ポイ捨て防止条例を施行。JR千葉と稲毛、海浜幕張蘇我の四駅周辺で巡視員が路上喫煙を見つけた場合、二千円の過料を科している。 (黒籔香織)

本記事では,千葉市をはじめとする16市による合同キャンペーンの取組を紹介。
同市をはじめとする「市川市船橋市流山市八千代市我孫子市鎌ケ谷市浦安市印西市習志野市市原市柏市佐倉市松戸市四街道市野田市白井市」では,「喫煙マナー向上・ポイ捨て防止合同キャンペーン」を,2018年「10月15日」から「31日」まで,「各市それぞれの主要駅周辺等」*1で実施。「過料」の有無等,「各市の規制内容」*2,「各市が同時期」に「広域的な周知・啓発活動を行うこと」で,「生活環境の向上に向けた機運が高まること」*3を企図し,実施されている。「一般的な遵法状態を高めるために,広く」*4実施する同取組。各市の規制の遵守状況は,要観察。

*1:千葉市HP「近隣17市喫煙マナー向上・ポイ捨て防止合同キャンペーン

*2:千葉市HP(近隣17市喫煙マナー向上・ポイ捨て防止合同キャンペーン)「近隣17市喫煙マナー向上ポイ捨て防止合同キャンペーン」2頁

*3:前掲注1・千葉市(近隣17市喫煙マナー向上・ポイ捨て防止合同キャンペーン)

*4:森田朗『新版 現代の行政』(第一法規,2017年)178頁

新版 現代の行政

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