岡山県、職員採用に「アピール型」導入 19年度から(日本経済新聞2019年1月31日)

 岡山県は30日、2019年度の県職員採用試験に教養・専門試験を課さない「アピール型」を導入すると発表した。大卒程度が対象のA採用試験で、多くの民間企業の採用に使われている択一式の試験「SPI3」を使用する。「公務員試験向けの対策をしていない人も受験しやすくなる」(県人事委員会)という。

 県によると、全国では21都府県が専門試験を課していない。またSPI3の導入は京都・大阪・鳥取に続き4番目となる。受験資格は1993年4月2日~98年4月1日生まれで専攻分野は問わない。採用人数等の詳細は3月1日に公表する。

本記事では,岡山県における職員採用の取組を紹介。

同県では,2019年度の職員採用から「A採用試験(アピール型)〔行政〕」の採用枠を設け,同枠の「第1次試験」では,「民間企業の採用試験で使用されている」「択一式の試験(SPI3)」を「使用」*1。これに伴い,「法律や経済等の専門試験」*2は実施しないこととなる。「受験者負担軽減型」*3の同採用試験の取組。募集状況は,要確認。