先輩の顔や声、知って受験を 川崎市が採用案内パンフ(東京新聞2019年3月3日)

 川崎市は、二〇二〇年四月に入庁する職員の採用に向けてパンフレットを作った。採用試験の日程に加えて、職員の仕事内容や市の魅力を紹介している。市が取り組む働き方改革の内容や人事評価制度も取り上げたほか、QRコードをスマートフォンで読み込むと動画が見られる仕組みも盛り込んだ。

 中原区等々力緑地再編整備や、市内で盛んなブレークダンスをはじめとした若者文化の発信など、重点的に取り組む施策を担当職員の写真、コメントと併せて掲載。多様な働き方として、子育てしながら働く職員の一日の過ごし方なども載せた。

 手に取りやすいように、A5判と小さめに作成。カラー二十二ページの巻頭には、福田紀彦市長があいさつ文を寄せ「コンパクトでありながら多彩な魅力を持った都市」「市民に一番近いところで仕事ができる、誇り高い仕事」などとPRしている。

 九日に川崎区の市スポーツ・文化総合センター(カルッツかわさき)で開く採用説明会で配るほか、各区役所などでも配布している。市ホームページにも掲載されている。説明会は大卒程度などの採用試験の受験希望者が対象で、事前申込制。市ホームページで七日まで受け付けている。問い合わせは、市人事委員会任用課=電044(200)3343=へ。 (大平樹)

本記事では,川崎市における職員採用の取組を紹介。

同市では,2019年度の職員採用にむけた「パンフレット」*1を発刊。同市の「施策」,「働き方改革など」,「職員の仕事」,「人材育成制度」,「人事制度・勤務条件など」,「組織」,「採用試験の特徴」と「募集概要」「試験実施結果」*2等を掲載。本記事では,同パンフレットに「QRコードをスマートフォンで読み込むと動画が見られる仕組み」が「盛り込」まれていることを紹介。

同情報を通じて,「志望者が応募前に自らスクリーニング」*3に基づく応募状況は,要観察。