旧長崎県庁舎取り壊し開始 10月中旬までに終了予定(長崎新聞2019年3月5日)

 長崎県庁旧庁舎の取り壊しが4日、始まった。重機などで建物や基礎部分を解体し、旧県庁舎全体では10月中旬ごろまでに工事を終える予定。
 同日は、産業労働部や水産部などが入っていた第1別館(地上6階地下1階、延べ約5千平方メートル)の取り壊しに着手。これまでに照明機器や空調機器など内部の撤去作業を終えていた。同館の取り壊しは5月に完了し、基礎部分の解体に取り掛かる見通し。
 本館(地上6階地下1階、同約1万8800平方メートル)は現在、内部の撤去作業を進めており、建物東側は今月末、西側は4月から取り壊しを始める予定。東側は7月末、西側は10月中旬ごろまで工事が続く。第2別館(地上3階地下1階、同約1400平方メートル)と立体駐車場(地上2階、同約500平方メートル)はいずれも6月までに解体工事を終える計画。

本記事では,長崎県における旧庁舎解体の取組を紹介。

同県では「旧庁舎解体工事」を,「第1別館」から2019年「3月4日」*1に開始。今後,「本館東工区」を同年「3月25日」,「本館西工区」を同年「4月1日」に開始し,同年「10 月 15 日」までに「工事完了*2の予定。「近世の区画を利用して公共施設」*3を配置してきた同地区。跡地の利活用状況も,要観察。