電子投票の自治体、姿消す 青森・六戸町、手書きに変更(共同通信2019年4月18日)
 国で唯一、地方選でタッチパネルを使って投票する「電子投票」を続けてきた青森県六戸町が、21日投開票の町議選から電子投票を休止し、手書き投票に戻す。投票機器を貸し出していた会社が事業撤退したためだ。開票時間の短縮に一定の効果があったものの、費用負担が重く全国で撤退が相次ぎ、実施自治体が姿を消すことになる。

 電子投票は開票作業を迅速化し、書き間違いによる無効票を防ごうと、地方選に限った特例法を制定して2002年に解禁された。

 京都、広島両市など計10市町村が導入したものの、03年に岐阜県可児市議選などでトラブルが起き電子投票の信頼性が揺らいだ。

六戸町における電子投票の取組を紹介。
2018年4月4日付の本備忘録した同町における電子投票の休止の取組。2019年「4月21日(日)」に実施される同「町議会議員」*1では,本記事によると自書式による投票方式が採用されることを紹介。「世界的にみても稀な方式」*2ではありつつも,広く国内で採用されている自書式。開票結果の状況は,要観察。

*1:六戸町HP(暮らし・防災:選挙)六戸町議会議員一般選挙

*2:上神貴佳、三浦まり編著『日本政治の第一歩』(有斐閣、2018年)41頁

日本政治の第一歩 (有斐閣ストゥディア)

日本政治の第一歩 (有斐閣ストゥディア)