垂水市議に初の女性 全国唯一これまでゼロ(西日本新聞2019年4月22日)
 21日投開票された鹿児島県垂水市議選(定数14)で、1958年の市制施行以来、初めて女性市議が誕生した。県内の女性議員の「先輩」らが出馬を後押し。昨年成立した政治分野の男女共同参画推進法も追い風となった。

 税理士事務所を辞めて挑戦し、初当選した池田みすずさん(45)は、支持者からの花束を笑顔で受け取り「女性だからこそ聞こえてくる声を市政に届けたい」と語った。

 勤務先の同県鹿屋市で知り合った女性市議に「頑張ってみては」と背中を押されたのがきっかけ。作業着にスニーカー姿で女性の政治参加の必要性を訴えた。

 垂水市は全国の市で唯一、女性議員が誕生したことがなかったが、池田さんを含む2人の女性が立候補したことは市民の意識に変化をもたらした。農業の男性(72)は「子育てや介護など女性の関わりが重要な社会で、政治家も女性が必要だ」と期待を込めた。

本記事では,垂水市における市議会議員選挙の結果を紹介。
2019年「4月21日」*1の投票により,14名*2が当選された同市。「個人単位での参入が容易で,多種多様な人々が入ってくる」*3ことも想定されてきた市町村議会。今後の多種多様な参加の広がりは,要観察。