東京都、受動喫煙対策で解説動画 駅構内や電車でも (日本経済新聞2019年5月21日) 

 東京都は受動喫煙の防止対策を解説する動画を作成した。インターネットの動画サイトで配信を始めたほか、鉄道駅のデジタルサイネージ電子看板)でも発信する。学校や医療機関などでの喫煙を規制する都条例の本格施行を前に、都民へのPRを強化する狙いがある。

  条例や改正健康増進法により、7月から学校や病院の建物内が禁煙に、20年4月から飲食店やオフィスは原則禁煙になることなどを説明している。動画は約5分で、15秒と30秒のスポット版も作成した。新宿駅西口の電子看板や、JR山手線や都営地下鉄の車内の画面で流す。

本記事では,東京都における受動喫煙規制に関する取組を紹介。

同都では,2019年「9月1日から」の同「都受動喫煙防止条例」施行に伴い,「学校等では屋外も禁煙」となるため,同「条例の内容がわかる」「受動喫煙防止対策 解説動画」を「作成」*1

同動画では,「受動喫煙防止対策の目的」を「50秒」,「第一種施設について」「45秒」,「第二種施設について」「50秒」,「飲食店について」「60秒」,「宿泊施設について」「30秒」,「喫煙目的施設について」「35秒」,「バス、タクシー,航空機,鉄道,船舶について」「25秒」,「施行時期について」「30秒」*2で紹介.同動画の公表による同条例の「実施」*3の施行状況は,要観察.

*1:東京都HP(都政情報報道発表これまでの報道発表 報道発表/令和元(2019)年 5月)「受動喫煙防止対策 解説動画を作成しました!」(2019年05月17日 福祉保健局)

*2:前掲注1・東京都(受動喫煙防止対策 解説動画を作成しました!

*3:曽我謙悟『日本の地方政府 1700自治体の実態と課題』(中央公論新社,2019年)232頁

日本の地方政府-1700自治体の実態と課題 (中公新書 2537)

日本の地方政府-1700自治体の実態と課題 (中公新書 2537)