小池都知事、長期戦略で意見交換 都内19大学と(日本経済新聞2019年9月25日) 

 東京都の小池百合子知事は25日、都内19大学の学長らと懇談し、策定中の2030年までの長期戦略について意見交換した。大学側からは「女性視点の研究技術開発」や「認知症予防へのビッグデータ活用」を求める意見が出たという。小池氏は懇談後、「意味のあるものばかりだったのでビジョンを描く参考にしたい」と述べた。

 懇談ではほかに「幼児期の教育が重要である」「地縁コミュニティーを強化すべきだ」といった声があったという。都は今後も各大学に個別に意見を聞く考えで、小池氏は「さらに肉付けできるような意見をいただけたら」と期待を示した。

本記事では,東京都における長期計画策定の取組を紹介.

同都では,2019年「9月25日」に「第4回」の「「大学との定例懇談会」を「開催」*1.本記事よると参加大学との間で「策定中の2030年までの長期戦略について意見交換」が行われた模様.「有用さと確実性」*2が求められるなかでの懇談内容は,要確認.

 

*1:東京都HP(都政情報 : 報道発表 これまでの報道発表報道発表/平成31年 令和元年(2019年) 9月)「「大学との定例懇談会」(第4回)を開催」(2019年09月13日  政策企画局)

*2:猪木武徳『自由の思想史 市場とデモクラシーは擁護できるか』(新潮社,2016年)231頁

自由の思想史: 市場とデモクラシーは擁護できるか (新潮選書)

自由の思想史: 市場とデモクラシーは擁護できるか (新潮選書)