全国初のレジ袋禁止条例素案 プラ製袋禁止で店舗名公表の罰則も、市が意見公募中(京都新聞2019年12月24日) 

 

京都府亀岡市は、事業者にプラスチック製レジ袋の提供を禁じる全国初の条例素案に対し、市民の意見を聞くパブリックコメント(意見公募)を実施している。27日まで。

 素案では、プラ製袋は有償無償を問わず禁止し、紙袋など生分解性の袋は有償を義務化する。違反店舗が是正勧告に従わない場合、店舗名を公表する「罰則」もある。来年3月議会に提案し、同8月施行を目指す。
 市民には「環境に配慮した規制」などと評価する声や、「生活に影響が出る」といった不安もあり、賛否が割れている。市は寄せられた意見などを参考に、最終的な条例案を作成する。
 市の要綱に基づき、対象は市内に居住または在勤在学する人や、市内に事業所を置く企業団体。観光客などは対象外となる。方法は市のホームページの専用サイトやファクス、郵送など。問い合わせは、市環境政策課0771(25)5024。

本記事では,亀岡市におけるレジ袋規制の取組を紹介.

2019年10月2日付の本備忘録にて記録した同市の同規制の取組.同規制による「条例(素案)」「プラスチック製レジ袋の有償無償を問わず提供」を「禁止」とし,「生分解性の袋の無償提供」を「禁止」するとともに,「使い捨てプラスチックごみ削減への取組の推進」と「取り組みに対する市の支援,効果の検証」を行い,「指導及び助言,立入調査,勧告,違反者の公表」*1を規定.2019年「12月2日」から同年「12月27日」まで「意見募集」*2を実施.

同条例制定前後による「影響をおそれて命令を受ける前に自主的に対応する」*3状況への移行は,要観察.