群馬県が組織改正、知事戦略部など3部新設 (日本経済新聞2020年2月7日)

 群馬県は4月1日付で大幅な組織改正を実施する。政策立案や情報発信などを戦略的・機動的に実施する「知事戦略部」など、新たに3部を立ち上げる。デジタル技術を活用した県の変革に向け「デジタルトランスフォーメーション課」なども新設する。2019年7月に就任した山本一太知事のもと、県政改革を一層進めていく。

 新設するのは知事戦略部のほか、県内への移住促進や文化・スポーツによる地域づくりを推進する「地域創生部」、児童虐待対策とドメスティックバイオレンス(DV)対策の連携をはかる「生活こども部」の3部。これにともない、企画部、生活文化スポーツ部、こども未来部は廃止する。

本記事では,群馬県における組織再編の取組方針を紹介.

同県では,2020年度より,「知事戦略部」,「地域創生部」,「生活こども部」の「3部を新設」し,「3つの部の新設」に伴い,「企画部,生活文化スポーツ部,こども未来部は廃止」*1される.

「行政組織」の「多様化」*2が見られる同取組.各部の活動状況は観察.

*1:群馬県HP((知事定例記者会見):第26回定例記者会見要旨(2月6日)

*2:北村亘,青木栄一,平野淳一『地方自治論 2つの自律性のはざまで』(有斐閣,2017年)115頁

地方自治論 -- 2つの自律性のはざまで (有斐閣ストゥディア)

地方自治論 -- 2つの自律性のはざまで (有斐閣ストゥディア)