「限界集落」1割増え2万か所超す、いずれ無人化の可能性2744集落(読売新聞2020年3月28日) 

 総務省は27日、65歳以上の高齢者が人口に占める割合が50%を超えた「限界集落」は、昨年4月時点で2万372か所に上ったと発表した。

本記事では,総務省における過疎地域等における集落の状況調査の結果を紹介.

同調査によると,2015年「以降消滅した集落は 96 市町村」で「164 集落」となり「現在の過疎地域」だけでは,「83 市町村」で「 140 集落」*1となる.また,「今後 10 年以内に消滅」「無人化」「の可能性がある集落」は「 505 集落」と「0.7%」であり,「いずれ消滅 すると予測されている集落」は「3,117 集落」「4.1%」*2とされている.

「地域の人口を的確に捉える」*3 同取組.集落の更なる状況は要確認.

*1:総務省HP( 広報・報道 : 報道資料一覧過疎地域等における集落の状況に関する現況把握調査(最終報告))『過疎地域等における集落の状況に関する現況把握調査報告書』(令和2年3月,総務省 地域力創造グループ 過疎対策室)2−159頁

*2:前掲注1・総務省( 過疎地域等における集落の状況に関する現況把握調査報告書)2−107頁

*3:大森彌・大杉覚『これからの地方自治の教科書』(第一法規,2019年)180頁 

これからの地方自治の教科書

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