採用試験、コロナで延期 東京都(時事通信2020年4月1日) 

 東京都は1日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、5月に実施予定だった職員採用試験を延期すると発表した。新たな試験日は未定。決定後、ホームページで公表する。

 延期するのは5月3日の大卒者向けと10日の大学院修了者向けの1次試験。都内の大学で筆記試験を行う予定だった。前年度は合わせて約7700人が出願したという。

本記事では,東京都における感染症対策の取組を紹介.

同都では,「新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から」,2020年「5月3日(日)」に予定をしていた,「Ⅰ類B採用試験(一般方式)」「Ⅰ類B採用試験(新方式)」,同年「5月10日(日)」の東京「Ⅰ類A採用試験」を「延期」*1すること公表.

「今後の対応」は「現時点では未定」とされており,加えて,発表済の「東京都職員採用試験(選考)の実施計画」が「試験(選考)日,試験(選考)の方法等を含めて変更になる場合」*2もあるとされている.

同変更に伴う「人材を確保」*3の状況は,要確認. 

*1:東京都HP(都政情報 :都政 : 組織情報 : 東京都の組織・各局のページ東京都人事委員会)(「東京都職員採用

*2:前掲注1・東京都(東京都職員採用

*3:大谷基道「ポスト分権改革時代における自治体の職員採用」河合晃一・大谷基道『現代日本の公務員人事』(第一法規,2019年),140頁

 

現代日本の公務員人事――政治・行政改革は人事システムをどう変えたか

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