<新型コロナ>千葉県、一転休業要請へ 東京、神奈川などと足並み(東京新聞2020年4月12日)

 新型コロナウイルス対策で緊急事態宣言の対象となった千葉県の森田健作知事は十一日、週明けにも県内の商業施設などに休業を要請すると発表した。東京都と神奈川、埼玉両県と足並みをそろえた形だ。

 森田知事はこれまで地域経済の落ち込みを考慮し、休業要請はしない考えを示していた。

 判断の理由を「千葉県だけが営業していると人が押し寄せ、クラスターが起きる恐れがある」と説明。休業に応じた事業者への補償については「県独自には財政的に無理だが、いろいろな支援はできる。国にもお願いしたい」と述べた。

 千葉市熊谷俊人市長も同日、市独自に営業自粛を呼び掛ける考えを明らかにした。対象はキャバレーや漫画喫茶、スポーツクラブ、パチンコ店などで、期間は十四日~五月六日の予定。 (丸山将吾、太田理英子)

本記事では,東京都における緊急事態に伴う神奈川県,埼玉県,千葉県の取り組み状況を紹介.

2020年4月10日には,同都では,「特措法第24条第9項に基づ」き,「施設管理者」「イベント主催者に対し」て「施設の使用停止もしくは催物の開催の停止」を「要請」する「対象施設*1を公表.本記事では,神奈川県,埼玉県,千葉県が休業要請の内容に「足並みをそろえ」る方針であることを紹介.

「相互協調」*2となる同取組.感染予防状況は要観察.