市民はマスク着用を 「おもいやり条例」制定―神奈川県大和市(時事通信2020年4月16日)

 神奈川県大和市は16日、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、市民に対してマスク着用を心掛けるよう求める条例を制定した。「おもいやりマスク着用条例」との名称で、大木哲市長は記者会見で「他人にうつさないという利他の精神を掲げた」と強調した。

 条例は、大木市長が同日専決処分し、施行された。感染症の流行が予測されているか、すでに流行している場合、市民にマスク着用を求める。罰則はない。
 全国的にマスクの品薄が続いているため、市はホームページで簡易マスクの作り方を紹介した国の動画を案内しているほか、品薄が落ち着いた段階で、マスク約100万枚の備蓄を検討している。

本記事では,大和市における感染拡大対策の取組を紹介.

同市では「感染症等のまん延が予測される場合」や「すでにまん延しているときなど」には,「市民」が「マスクを着けること」で「感染予防に努める」こと目的に,「大和市おもいや りマスク着用条例」を,2020年「4月16日に専決処分を行い」,「同日公布」「施行」*1をする.なお,同条例では「マスク」を「鼻および口をおおう物で,紙,布,不織布等で作成されたもの」*2と定義している.

「飛沫伝染性疾患には総て有効」*3とされるマスク.「資源の不足」*4のなかでの着用状況は,要観察.