本記事では,大和市における感染拡大対策の取組を紹介.
同市では「感染症等のまん延が予測される場合」や「すでにまん延しているときなど」には,「市民」が「マスクを着けること」で「感染予防に努める」こと目的に,「大和市おもいや りマスク着用条例」を,2020年「4月16日に専決処分を行い」,「同日公布」「施行」*1をする.なお,同条例では「マスク」を「鼻および口をおおう物で,紙,布,不織布等で作成されたもの」*2と定義している.
「飛沫伝染性疾患には総て有効」*3とされるマスク.「資源の不足」*4のなかでの着用状況は,要観察.
*1:大和市HP(市政情報:広報やまと・市政PR情報:新型コロナウイルス対策に関する4月16日臨時記者会見)「新型コロナウイルス対策に関する4月16日市長臨時記者会見資料」1頁
*2:前掲注1・大和市(新型コロナウイルス対策に関する4月16日市長臨時記者会見資料)1頁
*3:内務省衛生局『流行性感冒 「スペイン風邪」大流行の記録』(平凡社,2008年)411頁
*4:伊藤正次,出雲明子,手塚洋輔『はじめての行政学』(有斐閣,2016年)235頁