感染者出たら来場者にメール、新QRシステム始動…初日は登録7割(読売新聞2020年5月31日)

 来場者が入り口に掲示されたQRコードをスマートフォンで読み込み、自分のメールアドレスを登録。感染者が同じ日に訪れていたことなどが判明した場合、その事実や相談先を記したメールが送られる。クラスター(感染集団)が発生した際、追跡調査に役立つことが期待されており、県図書館など約250の県施設のほか、岐阜城など各市の公共施設で順次導入される。

 この日、岐阜市の県美術館では51人の来場者のうち、約7割の36人が登録。同市の会社員(60)は「今後、感染拡大の第2波が来る可能性もあり、この形がスタンダードになると思う」と納得した様子。システム開発に関わった、県の海蔵かいぞう敏晃・情報企画課長は「感染者が判明した場合でも早め早めの対応ができる。個人情報保護には万全を期しているので、安心してシステムを利用してほしい」と話し、来場者を見守っていた。

本記事では,岐阜県における感染拡大対策の取組を紹介.

同県では「県関係施設の開館方針」*1を策定し,「適切な感染防止対策を講じたうえで」「順次再開」*2する方針を公表.本記事によると「QRコード」を用いたシステムを導入した模様.

各「生活場面で利用」*3されるQRコード.他施設での利用状況は,要確認.