都の補正予算成立 コロナ対策で5832億円 (日本経済新聞2020年6月10日)

 東京都の新型コロナウイルスの緊急対策を盛り込んだ2020年度補正予算が10日の都議会本会議で可決、成立した。総額5832億円で、都の休業要請に応じた店舗や施設に支給する「感染拡大防止協力金」の第2弾(930億円)などを計上した。

同日閉会した都議会の第2回定例会では、知事提出の条例案20件も可決した。

本記事では,東京都議会の閉会を紹介.

2020年「5月20日」から「6月10日」の日程で開催された「令和2年第2回定例会」*1.「知事提出議案」である「予算案2件」「条例案20件」「契約案4件」「事件案21件」は「原案可決」,「専決7件」は「承認」,「人事案4件」は「同意」,「議員提出議案」のうち「意見書1件」は「原案可決」,「決議1件」は「否決」*2されている.

「人事案4件」では「首長のリーダシップを補佐し,政策助言を与えるための役職」となる「副首長義」*3も同意.今後の都政の運営状況は要観察.

*1:東京都HP(東京都議会会議の予定)「第2回定例会議予定表

*2:東京都HP(東京都議会会議の結果と記録提出議案と議決結果)「令和2年第2回定例会

*3:礒崎初仁,金井利之,伊藤正次『ホーンブック地方自治[新版]』(北樹出版,2020年),72〜73頁 

ホーンブック 地方自治 新版

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