歩きスマホ防止条例成立、全国初 神奈川・大和市、7月から施行(共同通信2020年6月25日)

 神奈川県大和市議会で25日、スマートフォンを手にした「歩きスマホ」を防止する条例が可決、成立した。罰則はないが、「スマホは立ち止まって操作するもの」との意識を市民に浸透させ、歩きスマホによる事故を防ぐ狙い。施行は7月1日から。市によると、全国初。

 条例は市内の道路や公園など公共の場所でスマホを操作する場合、他者の通行を妨げずに立ち止まって行うことを規定している。

 市は1月、小田急江ノ島線中央林間駅など2カ所で、通行人約6千人を対象に調査を実施。約12%が歩きスマホをしていたことが分かった。こうした結果を受け、6月1日に、条例案を市議会に提出した。

本記事では,大和市における条例制定の取組を紹介.

で記録した同市による同条例の制定方針.その後,2020年「6月1日」に,同市の「令和2年大和市議会第2回定例会議」に「大和市歩きスマホの防止に関する条例」*1案が提出.本記事によると同年同月「25日」に「可決」された模様.

条例制定後の「執行手段」*2の組合せ状況は,要観察.

*1:大和市HP(組織の紹介市議会付議事件)「令和2年大和市議会第2回定例会議案書

*2:礒崎初仁,金井利之,伊藤正次『ホーンブック地方自治[新版]』(北樹出版,2020年),96頁 

ホーンブック 地方自治 新版

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