「バーチャル都庁構想」提言 都に構造改革チーム（東京新聞2020年8月29日）
社会の構造改革や都庁のデジタル化を目指す都の「構造改革推進チーム」が２８日発足し、キックオフミーティングが開かれた。小池百合子知事は「大胆な発想と視点で改革を進め、都民サービスの向上につなげていく」と力を込めた。
小池知事は東京や日本のデジタル化について「はっきりいって遅れている。このままでは世界から取り残されてしまう」と問題提起。最先端技術の活用などによって社会や都庁の構造改革に取り組むよう求めた。チームのサブリーダーで元ヤフー社長の宮坂学副知事は、デジタル空間にもう一つの都庁を作り出す「バーチャル都庁構想」を提言。「都民へのサービスをすべてデジタル空間で提供できるようにしていきたい」と述べた。チームは来年３月までに都政の構造改革実行プランを取りまとめる。一方、都は同日、来年度予算案の見積もり方針をまとめた。新型コロナ感染拡大の影響で財政事情の厳しさが確実になる中、管理事務費など経常的・定型的な経費を、予算要求段階で本年度比１０％削減するよう各局に通達。約３００億円程度の圧縮を見込む。 （岡本太）
本記事では，東京都における業務運営の取組を紹介．
同都では，「都のあらゆる施策を“デジタルファースト”の視点で見つめ直し」，「デジタルトランスフォーメーション」の「推進」により，「都政のクオリティ・オブ・サービス」の「飛躍的」「向上」を目的とした「都政の構造改革」を「推進」*1するため，「都政の構造改革コア・プロジェクト」と「各局における構造改革プロジェクト」の「２つ」を「推進し」，そのための「構造改革推進チーム事務局」を「設置」*2．
同目的を実現するうえでの「ネットワーク作りとリソースの調整」*3状況は，要確認．
*1: 東京都HP（都政情報 ：都政 ： 組織情報 ： 東京都の組織・各局のページ：政策企画局：都の基本計画 ：構造改革の推進）「都政の構造改革の実施方針について（依命通達） 」（2政計計第286号 2戦I企第352号 2総行革行第号 2総人調第54号 2財主財第号 令和2 年8月28日 ）2頁
*2: 前掲注１・東京都都政の構造改革の実施方針について（依命通達） 政の構造改革の実施方針について（依命通達） 」（2政計計第286号 2戦I企第352号 2総行革行第号 2総人調第54号 2財主財第号 令和2 年8月28日 ）3頁
*3: ギャビン・ニューサム, リサ・ディッキー『未来政府』（東洋経済新報社，2016年）351頁
