東京都世田谷区、コメ現物給付 子どもいる困窮世帯に (日本経済新聞2020年9月15日)

 東京都世田谷区は新型コロナウイルス対策の一環として、子どものいる生活困窮世帯にコメを現物給付する。コロナ禍の長期化に伴い、家計が逼迫し食費を削らざるを得ない家庭の家計を下支えする。

 対象は、ひとり親家庭向け臨時特別給付金の受給世帯や、高校生世代のいる住民税非課税世帯などで、1世帯につきコメ10キロを11月下旬以降に配る。交流自治体である群馬県川場村新潟県十日町市の産地から、世田谷区がコメを購入する。

 また高校生らのいる困窮家庭を対象に、学業や就業を支援するため区内の店舗などで使える共通商品券を配布する。子ども1人につき3万円分で、2050人への給付を見込む。保坂展人区長は「生活困窮世帯の家計負担を軽減し、子どもの育ちと学びを支援する」としている。

本記事では,世田谷区における感染拡大対策の取組を紹介.

同区では,「新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえ」て,「生活困窮世帯の家計負担の軽減」と「子どもの育ちと学びを 支援」する目的から,「ひとり親世帯臨時特別給付金受給世帯及び高校生世代の子どものいるふたり親の生活保護受給世帯」を対象に,「4,500 世帯」を「目安」に,「一世帯につき」「お米 10kg」を「給付」*1.加えて,「高校生世代の子どものいる住民税非課税世帯」を対象に,「950 人」を「目安」に,「子ども一人につき」「区内共通商品券」を「3万円」*2を給付.さらに「中学3年生の子どものいる生活保護受給世帯及び就学援助受給世帯」に対して,「1,100 人」を「目安」に,「子ども一人につき」「区内共通商品券3万円」*3を給付.

「所得制限」*4に基づく同取組.給付状況は要確認.