大分観光の魅力、ユーチューブで配信 (日本経済新聞2020年10月20日)

 大分県は動画投稿サイト「ユーチューブ」で観光専用チャンネル「沸騰大分」を20日に開設し、予告編の配信を始めた。宿泊や食、歴史・文化など5つのテーマで県内各地の魅力をPRする動画を24日以降、毎週土曜日に今年度末まで順次配信。当面は国内客の旅行意欲を喚起する。

 第1回は別府の温泉を紹介し、第2回で田舎の古民家での農泊体験の動画を配信する。英語や中国語(簡体字繁体字)、韓国語の字幕を付け、中国の対話アプリ「ウィーチャット」や中国版ツイッター「ウェイボ」も活用。将来の訪日外国人客の需要回復に備える。

 県観光統計調査によると、県内主要施設での国内宿泊客数(速速報値)は9月が前年同月比28.4%減。8月(53.4%減)と比べマイナス幅が縮小した。広瀬勝貞知事は20日の記者会見で「県内施設は新型コロナウイルス対策で利用客に安心感を与え、Go Toキャンペーンの効果も出ている」と現状を分析。「観光需要がこの調子で回復することを期待したい」と話した。

本記事では、大分県における観光広報の取組を紹介。

同県では、「全国からの旅行意欲」の「喚起」を目的に「観光専用」に同「チャンネルを開設」*1。「宿泊」「体験」「アクティビティ」「食」「歴史・文化」の「 5テーマで県内全域の魅力を掘り起こ」*2すことを予定されている。

「交流の機会」*3ともなる同取組。視聴状況は要観察。