長崎奉行所の痕跡見つかるか 県庁舎跡地西側で発掘調査開始(西日本新聞2020年12月11日)

 長崎県教育委員会は10日、禁教期以前の「岬の教会」や江戸時代の長崎奉行所西役所があったとされる県庁舎跡地西側(長崎市江戸町)の発掘調査を本格的に始めた。期間は来年2月末まで。

 この日、約30人の作業員が発掘作業に取り組む現場が報道陣に公開された。

 昨年度の試掘調査では江戸時代のものとみられる土坑が見つかっており、県教委学芸文化課の浜村一成主任文化財保護主事は「奉行所で使われていたものが見つかるかがポイント。予断を持たず調べたい」と話した。

 県は発掘調査の結果を受けて県庁舎跡地の活用を具体的に検討する。(徳増瑛子)

本記事では、長崎県における庁舎跡地調査の取組を紹介。

同県では、2020年「11月5日」から、2021年「2月26日」までの間、「県庁舎跡地敷地西側」の「埋蔵文化財の内容確認調査を実施」*1。同年「12月10日」からは「人力による発掘調査」が「開始」*2されている。

「行政の中核」として「整備」*3された同奉行所。発掘調査の結果は、要観察。