東京都、日比谷公園を再整備 芝生空間を拡大(日本経済新聞2020年12月11日)

 東京都公園審議会は、都立日比谷公園千代田区)の再整備計画についての中間まとめを公表した。芝生空間を広げるなどして、誰もが訪れやすい公園を目指す。日比谷公会堂や野外音楽堂などは保存しつつ、一層の有効活用を進めるため民間に運営を委ねる方針だ。

中間まとめによると、現在草地となっている場所や花壇の一部を芝生広場とする。また5面あるテニスコートは廃止し、代わりに規模を縮小して球技広場を作る。球技広場の用途は今後詰める。また公園と日比谷通りを挟んだ東京ミッドタウン日比谷や帝国ホテルがある街区とを歩行者用デッキで結ぶことも検討する。

同審議会は2020年度末に再整備計画の正式な案をまとめる。都は開園130年となる2033年までに再整備を完了すべく手続きを進める予定。

本記事では、東京都における公園再整備の取組を紹介。

同都に設置された「公園審議会」では、『都立日比谷公園の再生整備計画(中間のまとめ)』を「公表」し、2020年「12月8日」から、2021年「1月7日」までの間、「意見」を「募集」

*1している。同中間のまとめでは「日比谷公園の再生整備」では、「公園全体を都市のグリーンイン フラとして捉えて取り組んでいく」*2方針が提示。

「人間が設計した人工物」*3である都市のなかの同公園。再整備状況は、要観察。