本記事では、総務省における地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果の結果を紹介。
同省が実施した同調査では、2019年「4月1日現在」の「育児休業等の取得状況」は、「女性職員の取得率は99.8%」、「取得期間」は「6月超が95%」 超、「1年超が7割」である一方、「男性職員の取得率」は「8.0%」と、2018年度の「国家公務員の取得率」である「12.4%」と「比べても低水準」*1にあることを示している。
このようななか、本記事でも紹介されている通り、「千葉市」の「男性職員の育児休業取得率」は、前年度の「65.7%」から26.6%増加し、「92.3%」*2となる。
*1:総務省HP(広報・報道: 報道資料一覧 : 地方公務員における働き方改革に係る状況 ~令和元年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果の概要~)「地方公務員における働き方改革に係る状況 ~令和元年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果の概要〜」6頁
*2:前掲注1・総務省(地方公務員における働き方改革に係る状況 ~令和元年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果の概要〜」7頁
*3:曽我謙悟『日本の地方政府 1700自治体の実態と課題』(中央公論新社,2019年)188頁