陸前高田市、新庁舎で業務開始 津波で職員111人が犠牲(共同通信2021年5月6日) 

東日本大震災津波で庁舎が全壊し、職員111人が犠牲になった岩手県陸前高田市は6日、当時より約700メートル内陸に建設した新庁舎で業務を開始した。戸羽太市長は庁舎前で「長い長い10年だったが、全国の皆さんに恩返しをする環境が整った」とあいさつ。市職員ら約160人が拍手で開庁を祝った。

 新庁舎は鉄筋コンクリート造り7階建て。災害に備え、敷地は高さ12メートルにかさ上げされた周辺よりもさらに5メートル高くし、屋上に自家発電機や飲み水を貯蓄できる巨大な水槽を設置した。

 市によると、市民の住宅再建や市街地の整備を優先したため、完成が震災10年のこの時期となった。

本記事では、陸前高田市における新庁舎の取組を紹介。

2013年4月26日付同年6月11日付同年6月27日付2016年11月22日付の各本備忘録でも記録した同市の新庁舎の建設の取組。2021年「5月6日」から、同「市役所」の「新庁舎」*1利用開始。

同庁舎開庁後の「町の再建過程」*2も、要観察。

*1:陸前高田市HP(市政・市の計画広報・広報広報 りくぜんたかた令和3年度広報りくぜんたかた)「広報りくぜんたかた令和3年4月号、 No.1098、10頁

*2:岡本全勝,藤沢烈, 青柳光昌『東日本大震災 復興が日本を変える』(ぎょうせい、2016年)235頁