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新宿にて、「SLEUTH」と「ペネロピ」2本をはしご鑑賞。両作とも大転換が話の核心.「SLEUTH」では、マイケル・ケインジュード・ロウの各々が得ようとするものが混濁していく心理戦に圧倒。「ペネロピ」では、「ブタ鼻」クリスティーナ・リッチのキュートさに心奪われる。特に、お屋敷から飛び出す開門シーンには感激。また、恐らく舞台はイギリス・ロンドンと思われるが、サイモン・ウッズが演じたエドワードが「大衆受け」のために、ペネロピに婚姻を求める姿には、「融解する貴族」*1かとも思い、また別の楽しみをする。

*1:水谷三公『王室・貴族・大衆』(中央公論社、1991年)189頁