オリジナル・サウンドトラック「扉をたたく人」

恵比寿にて, トーマス・マッカーシー監督の「扉をたたく人」を観賞.映像を通じ,同時代,そして,機構・制度がもつ不寛容さに悩まされる.地下鉄内ホームでのジェンベの響を聞きつつ,「ふり(pretend )」の生活から,「アイデンティティを確認し探す」*1ことの意味を考えさせられる.良作.
夕刻からは,新大久保へと移動し,「コリアスンデ家」において,前期に開講した演習へご参加頂いた皆さんとお食事.楽しく,美味しく韓国料理を楽しむ.やや早めにお食事会を開始したこともあり,「コリアスンデ家」でのお食事会もやや早めに終了.お店から,新宿駅に向かう歌舞伎町の道すがら,「どうしましょうか」と相談したところ,「では,本屋に行きましょう」とのご提案を頂き,ジュンク堂書店新宿店にて,新刊図書等を中心にその内容確認を楽しむ.
見て,食べて,読んで,と贅沢な一日(勿論,合間合間では書いてもいましたが).

*1:スージー・J・タネンバウム『地下鉄のミュージシャン』(朝日新聞社,2009年)318頁

地下鉄のミュージシャン ニューヨークにおける音楽と政治

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