• 新垣二郎「「昭和の大合併」進行構造についての一考察−行政学者による先行事例研究の到達点−」『社学研論集』Vol.12,2008年9月,75−90頁.
  • 新垣二郎「公法学における「昭和の大合併」研究の到達点」『社学研論集』Vol.13,2009年3月,95−110頁.
  • 新垣二郎「社会学における「昭和の大合併」研究の到達点」『社学研論集』Vol.14,2009年9月,196−212頁.
  • 新垣二郎「市町村合併後政策の形成過程−「昭和の大合併」期の分町・分村に着目して」『ソシオサイエンス』Vol.16,2010年3月,65−80頁.

新垣二郎先生より,ご恵与賜りました.ありがとうございました.
下名の自治体行政現象への観察では,その変化よりも持続,非日常(非ルーティン)よりも日常性(ルーティン)的事案への観察関心に基づくため,わが国における明治,昭和,そして,平成の何れの各時代で行われた「市町村合併」という事案に関して,研究観察上,興味関心を持つことが出来ずにおります.上記御高論では,「昭和の大合併期」各分野毎の研究者の議論及び「先行研究の知見の統合」を通じた「戦後日本の合併政策の一般特性」(上記2010年・366頁)の抽出に試みがなされております.下名も又,時代を超えて生じる「市町村合併」なるものに通底する一般的特性とは何であるかを,考えさせていただく機会とさせていただければと存じております.
心より御礼を申し上げます.誠にありがとうございました.