8月26日から8月30日まで,高知市にある大学にて非常勤の集中講義を担当するため,高知市へ滞在.講義科目は「地方自治」.毎日,お昼休み時間を間に挟みつつ,計6時間を下記教科書の構成と内容に寄り沿いつつ,そして,時には,遠く離れつつ,折々に,本備忘録等の観察記録を加え,講義.
               

ホーンブック 地方自治

ホーンブック 地方自治

講義日の第1日目.本日は,第Ⅰ部の4章分の内容.下名の場合,「第4章 都道府県と市区町村」で扱う内容を「第1章 自治体と地方自治制度」のなかで含めつつ講義.ただ,都区制度に関しては,既存の下名の講義ノートでは余り詳細には扱っていないものの,「『大阪都』構想」に触れつつ,今回は,同制度も追加.また,1時限目で行ったコメントペーパーの中に,2010年8月25日付の朝日新聞による報道もあった,高知市高知県による「図書館建て替え」の際の「合築」*1についても言及があり,これ幸いと,いわゆる「二重行政」を考える事例として,加えてお話.
下名自身,声の出し方が悪いのか,第1日目の最終時限の途中から,声が枯れ始める.ただ,羽田空港でお会いした本務校の先生にご教示頂いた通り,同一日に4時限(90分×4回)の講義を行う場合には,今回のように,午前2時限(90分×2回),午後2時限(90分×2回)する講義時限配分が,お昼休みもあり,行いやすそうとの印象.
帰路は,路面電車を,宿泊先の少し手前で降り,坂本龍馬生誕地,市役所・県庁(写真は,手前が市役所,県庁,そして,その背景に高知城の並び),そして,はりまや橋を,ぶらぶらと観察.