公共政策学の基礎 (有斐閣ブックス)

公共政策学の基礎 (有斐閣ブックス)

秋吉貴雄先生,伊藤修一郎先生,北山俊哉先生より,ご恵与賜りました.ありがとうございました.
本書では,「公共政策がどのように決定され,実施されているかという公共政策のプロセスに関する知識」として「ofの知識」(鄱頁)の視点から,第1部において公共政策への向き合い方,第2部では「政策課題として認識された政策問題がどにのように構造化され,どのような手段と規範によって公共政策がデザインされるか」(鄴頁),第3部では,どの決定形態,第4部では,実施,評価,管理について論じられております.現代における公共政策学を学ぶ際には,決定版なテキストとも存じます.
下名個人的にも,これは買わねばと思い,先週末には入手させて頂き,ゆっくりと拝読させて頂きつつある段階にありますが,下名にとりましても,ややもすると,体系なき対応策的な「inの知識」(鄱頁)への興味関心やその「アート」(鄱頁)の修練に陥りがちななかで,これらを改めさせて頂く,絶好の機会となっています.講義におけるテキストとして活用,紹介させて頂くばかりではなく,下名自身も今後とも繰り返し拝読させていただければと存じております.
心より御礼を申し上げます.誠にありがとうございました.