任期満了に伴う大分県姫島村長選は30日告示され、現職の藤本昭夫氏(69)=無所属=が無投票で8選を果たした。同村長選は1957年から16期連続で無投票となった。
 全国町村会によると、現職町村長で無投票当選が最も多いのは藤本氏の8回という。藤本氏は「無投票が続くのは、村民が評価してくれた結果。次の4年間は、私に代わる優秀な人材を育てることが大事な役割だ」と語った。

本記事では,姫島村における村長選の結果を紹介.
現職の村長さんが8選連続で無投票であるとともに,「1957年から16期連続で無投票」になったとのこと.
また,同村は,総務省が実施した「平成23年地方公務員給与実態調査」の結果からはラスパイレス指数が「72.9」*1となり,全国では「1,718位」*2最低値とある.同村では「当村は定住促進・雇用の場の確保として職員を多く雇用」し「職員1人当たりの給料を抑え」*3たことがその要因.2012年10月30日付の朝日新聞による報道を拝読させて頂くとこの「行政ワークシェアリング」により,同「村民11人に1人が村職員」*4の現状である,という.
「代表性と効率性との関係」の「トレードオフ関係」*5を考えさせられる.