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希望の大槌 逆境から発想する町

本日は，同書．3月19〜20日の酒田市でのシンポジウムにむかう機中で拝読．
「制度の隙間が復興を阻んでいる」（98頁）という観点から，復興を具体化するたうでの現行制度の課題を明解に論じられています．相続登記，入札制度，復興交付金，抵当権抹消登記等の制度の課題を示されるなかで，「継続的な派遣職員の確保」に向けた次の指摘は，なるほどと思いました．

「大災害に備えて自治体間の人事配置を新たに制度化し，平時も全国レベルで交流を活発化させるなど，将来に向けた対策も講じられるべきでる」（90頁）