佐賀県が制作したアイドルグループＡＫＢ４８のシングル曲「恋するフォーチュンクッキー」の佐賀県版ミュージックビデオ（ＭＶ）が、動画投稿サイトでの公開から２４時間で１３万回以上再生され、好評を得ている。視聴者からは、各都道府県版を望むコメントが続いている。
ＭＶは９日午後３時に、ＹｏｕＴｕｂｅ（ユーチューブ）のＡＫＢ４８公式チャンネルで公開された。県庁内の６０以上の課から総勢約千人の職員が参加。古川康知事をはじめ、幹部職員も交じってＡＫＢの振り付けを踊っている。動画サイトのコメント欄には「全国でやってほしい」「うちの県もやらないかな」など、ほかの都道府県版を希望する声や「佐賀が好きになった」と好意的な感想が目立つ。「知り合いが出てる」「知ってる場所ばかりだ」など、県出身や県内在住者とみられる反応も寄せられた。県文化課は「反響が大きく、ＹｏｕＴｕｂｅとＡＫＢの影響力に驚いている。少しでも佐賀の情報や明るいイメージを伝えられたら」と喜んでいる。
本記事では，佐賀県におけるミュージックビデオの取組を紹介．実際の内容は，以下の映像の通り．
同県によると，同県の「さまざまな施策や事業」を「これまでの行政の広報では届きにくかった層にも親しみを感じてもらいながら広く届けたい」*1との目的から，同ビデオを作成．同ビデオには，同「県庁の約60所属の職員」のみならず「食堂や警備などの県庁で働く方」（0:59あたりの「警備員ブラザーズ」や，1:25の「お掃除のお姉さん，お兄さん」，1:54の「地下食堂シスターズ」ですね），さらには「県内の各市町や県内企業」，そして「ゆるきゃら」*2も出演する．たのしい内容．
本記事でも紹介されているように，他都道府県へも「波及」*3すると，確かにさらにたのしそう．要経過観察．
*1:佐賀県HP（観光・文化・スポーツ：文化）「「恋するフォーチュンクッキー佐賀県庁Ver.」が公開されました」
*2:前掲注1・佐賀県（「恋するフォーチュンクッキー佐賀県庁Ver.」が公開されました）
*3:秋吉貴雄,伊藤修一郎,北山俊哉『公共政策学の基礎』（有斐閣，2010年），250頁
