高知市生活支援相談センターが18日にオープン。生活困窮者の自立向けて同市と市社協などが連携支援。

本記事では,高知市における生活困窮者の自立支援の取組を紹介.同取組の詳細は,現在のところ,同市HPでは確認できず.公表後,要確認.
同取組は,同市が設置する「多重債務者」「障害者」等への「既存の相談センターとの交通整理」を行い,「社協にいるスタッフや民生委員と協働すること相談事業がスムーズにいく」との「考え」に基づき,「協議会方式により社会福祉協議会と一体的に運用」*1する.具体的には「市と市社協で8名のスタッフを確保」し,「自立支援や地域福祉を担当」する「23名」の「社協の既存スタッフと連携」」*2と,を通じて「相談の間口を広める」*3ことを企図している,という.また,「ハローワーク」とは「近接している」*4こともあり,いわば「他機関との連携」*5となる「さらなる連携」*6も企図されている模様.今後の相談状況は,要確認.

*1:関口誠一(インタビュー・構成)「岡紾誠也高知市長に聞く 協議会方式による社協との一体的運営により推進」『ガバナンス』No.151,2013年11月号,16頁

ガバナンス 2013年 11月号 [雑誌]

ガバナンス 2013年 11月号 [雑誌]

*2:前掲注1・関口誠一2013年:16頁

*3:前掲注1・関口誠一2013年:16頁

*4:前掲注1・関口誠一2013年:16頁

*5:手塚洋輔「児童相談行政における関係機関とのネットワーク構築」『児童相談行政における業務と専門性』(財団法人日本都市センター,2011年)30頁

日本都市センターブックレットNo.25 児童相談行政における業務と専門性―みんなで支える子どもと命―

日本都市センターブックレットNo.25 児童相談行政における業務と専門性―みんなで支える子どもと命―

*6:前掲注1・関口誠一2013年:16頁