高知県は実在の組織が舞台となった映画「県庁おもてなし課」の県庁内ロケ地を巡るツアーを開く。映画で使った小道具などを展示するロビーのほか、撮影場所となった屋上などを実際のおもてなし課職員が案内する。映画のロケセットの公開に当初見込みの2倍以上の人が集まるなど好評だったため、関連イベントを実施し、県内への観光客増につなげる。
 今月22日と12月1日に開く。本庁舎内のロビーの見学から始まり、主役の2人が出会うシーンを撮影した自転車置き場と屋上を回って実際のおもてなし課の室内などを案内する。時間は1時間程度の予定で、12月の回には職員役で出演した俳優の松尾諭さんも参加することになっている。参加は無料で定員は各20人。申し込みの締め切りは22日の回が17日、12月の回は25日。応募多数の場合は抽選で決める。県では「反響があればロケ地巡りは今後も開催していく」(おもてなし課)としている。

本記事では,高知県における県庁公開の取組を紹介.同取組の詳細は,同県HPを参照*1
同取組は,「高知県庁を中心に撮影」された映画「県庁おもてなし課」」にちなみ,同「県庁内のロケ地をリアルおもてなし課職員が案内する」取組.名称は,「高知県庁ロケ地めぐり」.訪問場所は「ロビー展」から始まり「自転車置き場」,「屋上」,そして,2013年9月5日付の本備忘録で下名も訪問した同映画で撮影されたセットではなく,「リアルおもてなし課」をめぐることになる.
ただし,開催は「11月22日(金)」の「15:30」開始回と「12月1日(日)」の「10:30」開始回の2回のみ.両回ともに「定員」「各20名」で「約1時間」*2のコース.同資料には「プレ開催」ともある.映像には出てこない,同県庁舎内の「オフィシャルスペース」*3の公開も行なわれることになるのだろうか.興味深い.

*1:高知県HP(組織でさがす観光振興部おもてなし課「高知県庁ロケ地めぐり」参加者募集!)「プレ開催 映画「県庁おもてなし課」高知県庁ロケ地めぐり

*2:前掲注1・高知県(プレ開催 映画「県庁おもてなし課高知県庁ロケ地めぐり)

*3:馬場正尊,Open A『RePUBLIC 公共空間のリノベーション』(学芸出版社,2013年)

RePUBLIC 公共空間のリノベーション

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